【バッテリーの基礎知識】

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−−−−−−− 下記は、BatteryWeb.comさんの資料から抜粋しました −−−−−−−

他にも”バッテリー 寿命”で検索すると出て来ますので参考にされると良いでしょう。

 

 

バッテリー形式の読み方

バッテリーには形式が上面に表示されています。それによって性能やサイズなどを見分け、適合車種を選択します。

●JIS形式の場合

形式サンプル

1. 性能ランク(単位なし)
バッテリーの総合性能(始動性能・容量)を表します。数値が大きいほど性能がよくなります。(50未満=2刻み、50以上=5刻みの表示になっています。)



2. バッテリーの短側面のサイズ(JIS規格で幅×箱高さの区分が決まっています。)
記号:A→Hの順に大きくなる(単位:mm)

記号 箱高さ
A 127 162
B 129(127) 203
D 173 204
E 176 213
F 182 213
G 222 213
H 278 220



3. バッテリーの長さ寸法(約cm)
バッテリーの長さの概寸法(約cm)を表します。(例:55B24Rでは約24cm)



4. 端子位置
+、−端子の極性位置を示しています(サイズE51以上はLRの区別はありません。)

 

【補足資料】

バッテリーの寿命は1〜3年と言われていますが、実際は寿命ではありません。

バッテリー内には6層あれば6つの電極板が入っており、希硫酸との化学反応

で電気を発生すると同時に別の物質が生成されます。

電極板には細かな突起があり、化学反応を起こしやすい様にバッテリー液との

接触面積を増やしています。

化学反応によって生成された物質は徐々に表面の突起に堆積しますので、次第に

接触面積が小さくなる現象が発生します。

充電時には逆の化学反応が発生し、生成された物質は溶解しますが、完全に溶解

出来ない為、徐々に堆積してしまうのです。

堆積してしまうとバッテリー内での化学反応率が低下する為、一般的に寿命と言わ

れるそうですが、理論的には10年程度の利用が可能と言われています。

トリクル充電器やパルス充電器を使うと堆積物の溶解率を向上させる事が出来る

そうで、寿命となったバッテリーでもある程度の復活が出来るそうです。

但しバッテリー液量が不足した事により電極が露出したり、完全放電のまま放置し

続けた場合には適用されません。

 

 

【バッテリーの充電状態】

 

【バッテリーの放電状態】

 

【バッテリーの構造】

 

【バッテリーの種類】