【CBX750F その他】
通常メンテ以外の不具合
【ウィンカーベースの欠損】
新品の状態に比較して多少なりとも硬化している為、この様に欠損するみたいです。
【ニードルベアリングが大破】
走行中にエンジン内部からゴラゴラゴロ音が聞こえたかと思ったらロックしたのでケースを割ってみた。
ケースを割ったら、こんな感じでバラバラと落ちてきた。
画像右側のシャフトはニードルベアリングを形成するシャフトと外周パーツである。
ベアリングの外側リングにクラックが入って、更に亀裂が進んで破損したんだと思われる。
外れた部分は後輪駆動側のミッションのベアリングだった。
クラッチ側のギヤ及びクランク側のギヤにシャフトが入り混んで、粉砕した際にギヤが破損した感じだ。
バックトルクリミッタを持っているので、この状態になってしまうと再利用は不可能。
結論はクランク一式及びクラッチのギヤ部が廃棄となった。
【オイルポンプスプロケットの破損】
既設のエンジンに不具合が発生した為に予備エンジンに換装した後、暫くしたらエンジンの回転に
合わせてカコンカコンと音が鳴る様になった。
既設エンジンの修理が終わって元に戻したのだが、先日のニードルベアリング欠損により修復不可
となった為、また予備エンジンに換装した。
換装前に一通りのチェックとスターティングクラッチの交換をしたのだが、エンジンを始動してみた
ところギャラギャラ音がクラッチ部分から出ている事が判明。
クラッチディスクを交換した辺りからカコンカコン音が出ていたので当初はクラッチを疑った。
が、再度分解してみても組み付けやパーツに異常が見られなかったのでエンジンを外して屋内で
分解整備をしていたのだが、ミッション系やクランク系に異常が見られず、最終的にケース下部を
疑い、何気にスプロケットを廻そうとしたら軍手が歯先に引っかかる感じを受けた。
で、スプロケットをチェックしてみたら画像の様な状態になっていたのである。
相手側のスプロケットに異常があれば理解出来るのだが、単独での破損は理解不能。
既設エンジンから該当スプロケットを移植して修復した。
バッテリー不具合
某サイトにて購入したバッテリーで適正レベル内で液量調整していましたが、マイナス端子から液漏れを
起こしていたらしく腐食してビスを外す事が出来なくなっていました。
ニッパーで切断しプライヤー等を使ってマイナスケーブルを外しました。
装着から半年経過しか経過していないので信頼性を失いました。
価格よりも製品の安心感から本来使っていたバッテリーの新品を購入しました。
配達時、バッテリーに液が入っていないので画像左のボトル(希塩酸)から液を注入する必要があります。
Low−Highレンジの中間ぐらいを目処に注入すると内部で科学反応が起こり、2時間ほど放置しておくと満充電に近い
状態になります。