【CBX750Fのフロントブレーキの清掃とパッド交換】

リヤーブレーキに引き続き、軽くブレーキをかけると効きムラ

が発生しているので点検することにした。

パッドは交換して間もないので今回は交換しない。

ピストンの方効きが原因であったが、点検整備後は効きムラが解消された。

 

【作業準備】

メガネレンチ 10mm (スパナでの可能?)

メガネレンチ 12mm (スパナでの可能?)

メガネレンチ 14mm (スパナでの可能?)

ブレーキパッド 二組 (交換する場合)

ワイヤーブラシ

ブレーキクリーナー

モリブテンもしくはセラミックグリス

 

【作業開始】

画像の右上と下側にあるボルトの抜き取る。

 

ロックプレートを固定しているボルトを外す。

 

ピンを固定しているプレートをスライドして外し、ピン2本を抜き取る。

ブレーキパッドを外す。

 

ブレーキパッドを外して、ピストンを押し出した状態。

汚れを落し、サビがある場合には1000番ペーパーで磨く(横方向)。

サビが酷い場合はピストンの交換及びシールの交換が必要。

作業後、ピストン外周にシリコングリスもしくは、ブレーキオイルを塗布する。

 

この様な工具を使って突出したピストンを押し戻す。

無ければ板などを咬ましてテコの原理でも戻ります。

 

ピストンを戻した状態。

 

この後は取り外すまでの工程を逆の順番で行えば完了となる。

 

ボルト類は洗浄してからグリスアップをしておいた方が良いでしょう。

ブレーキパッドもクリーナーで洗浄し、ピストンが接触する部分にシリコングリスを塗布しておきます。

キャリパーステー部のシールについては、ゴム用シリコンを吹き付けておくと良いかも知れません。

それではチャレンジしてみて下さい。