【ＣＢＸ７５０Ｆ　フォークオイルの交換】

フォークオイルの交換作業は結構疲れると思いますが、一度でも交換しておくと

安心かと思います。

【事前作業】

・アッパーフェアリングの着脱（必須ではないが作業が大変）

・フロントホィールの着脱

【作業手順】

フロントフェンダー及びスタビライザーを外します。

８ｍｍボルトですが、舐め易いので注意して下さい。

左右フォークのトップカバーを外します。

右は上に引っ張れば外れ、左は反時計方向に廻せば外れます。

画像は外した状態です。

この後の作業を軽減する為、この時点でフロントフォークボルトを多少緩めておきましょう。

フロントフォークを固定しているステム部のボルトを緩めます。

フェアリングが付いた状態だと、下側のボルトを緩めるのに苦労すかも知れません。

ハンドルを外すと画像の様なＣリングストッパがありますので外します。

またフォークをグリグリしながら引き下げると、下側にもＣリングストッパーが

あるので同じく外しておきます。

フロントフォーク２本を外して立てかけた状態です。

フロントフォークを立ててフロントフォークボルトを外しますが、スプリングが強く気を

付けないと打ち出されてしまいますので、雑巾などで押えながら手で廻すと良いでしょう。

フロントフォークボルトを外して、逆さにしてオイルを抜きますが、この時に

外れるパーツは４点です。

フロントフォークボルト−＞カラー−＞ワッシャ−＞スプリングの順です。

スプリングを取り付ける際は、間隔が狭い方が下になります。

またスプリングに付いているオイルは完全に拭き取って下さい。

付着しているオイルの分、既定容量を超えてしまうので。

フロントフォークを逆さにしても完全に抜けないので、何度かピストン運動をさせます。

ボトム下部のボルトを抜くと作業しやすかいと。

ボトムの下部ボルトを外した人は、しっかり取り付けて下さい。

その後でスプリング、ワッシャ、カラーの順で装填します。

新しいフォークオイルを注入します。

左：４００ｃｃ　　右：３７５ｃｃ

オイルを入れたらフロントフォークボルトを手の平で押し付けながら、インナーパイプを

廻して仮止めします。（結構、手が痛くなるかも）

後はフロントフォークをステムに取り付けますが、Ｃリングストッパーを忘れずに！

【ついでに】

フロントフォークイコライザのシールをついでに交換しました。

このイコライザはフォーク左右のオイルバランスを取る役割があります。

このシールが破損するとオイル漏れや片効きダンパーになるかも。