【CBX750Fのマフラーエンド加工】

自分のマフラーはエンドが無い状態の車体でしたので加工しました。

 

【作業手順】

自分の手元に来た状態で、この様にエンドがありませんでした。

 

DIYで入手可能なパイプ受け(35mm)をマフラーに差し込み、隙間に

ステンレス板10mmX80mmX0.2mmを入れてマイナスで打ち込みます。

 

 

ステンレス板で10.5cmの円盤を作成し、同じく25mmのパイプ受けを付けます。

取り付けにはリベットを使います。

マフラーへの取り付け穴は、半径40mmで90度づつ4mmの穴を開けます。

あとは耐熱パテを盛りつけてリベットでマフラーに取り付ければ完了です。

 


 

ヤフオクでインナーサイレンサーを2個を落札して取り付ける事にした。

実際には径が合わないとか、奥まで入らないのが判明。

長さについてはパイプをカットし、径の不足分をグラスウールで補った。

 

サイレンサーの内径が太いので画像の様なものをセットし、金属用パテで固定した。

 

サイレンサーを合わせながらリベット穴を調整しリベット固定を実施。

乾燥後に塗装をすれば完璧・・・・かな?


2年程、問題無く走行出来ていたのだが、ある日、東北自動車道を走行中にエンジンが

吹かなくなったばかりか、発進すら出来なくなった。

原因はエンドピース部に挿入した塩ビ・パイプの変形であった。

後で判った事なのだが排気熱で汎用サイレンサーの内壁が溶けた為に排気熱が塩ビ・パイプに

直撃・加熱されて変形した事が判明した。

 

数ヶ月後、純正マフラーをゲットしたので交換する事にした。

 

交換の際に並べてみた。

左が本来の純正で、右が加工していたマフラーである。

 

エンドピース部を見ると、かなりの違いがあった事が判明した。

元々、本来の形状を知らなかったから仕方ないのかも知れない。

取り付けた結果、低音が強くなり更に音も大きくなった。

その効果か、加速性やアイドリングの安定性が向上している事が判った。

燃費については計測中なので暫く先になると思われる。

 

 

今までのマフラーは無理が祟ってか、底部の溶接部分が脆くなって穴が空いた。

突っつけば面白いほど穴が広がる。