【CBX750Fのリヤークッションのメンテナンス】

リヤークッションのワイヤ固着や稼動・異音などがあったのでメンテナンスしました。

 

【作業準備】

メガネレンチ 14mm (スパナでの可能?)

ソケットレンチ 14mm

スパナ 10mm (スパナでの可能?)

オイル受け

ホンダATF (フォークオイル)

交換パーツ類(今回はオイルシール、ワイヤー、エヤーチューブ)

モリブテンもしくはセラミックグリス

ハンマー

マイナスドライバー(太めと細目)

 

【作業開始】

シート及びサイドカバーを外してから、レギュレターを外しておきます。

次に右側にあるサスからのワイヤー、エアーチューブを外しておきます。

 

車体の中心辺りの下にリンクがあるので、ナット二本を外します。

(左側のナットと右側のナット)

次にレギュレターの左上あたりの奥にボルトを見えるので、そのボルトを抜きます。

この時プロリンクが落ちますが、タイヤ等の加重がかかって重くなりますので

力に自信が無い人はタイヤを外しておくと良いでしょう。

あとは下側に引いてサスを取り出します。

 

画像中心辺りに写っている割ピンを抜き、ワッシャー、ケーブルの順で外します。

次にビス2本を外してコントロールケーブルブラケットを外します。

 

サスを上下逆にしてカバーを外します。

 

マイナスドライバー等を使ってリングを外す作業を実施します。

 

コンプレッサーが無いのでマイナスドライバーとハンマーでストッパリングを押し下げます。

その後でCリングを抜き取ります。

油圧プレス機が無いのでエアーを11kくらいまで入れて加圧し、オイルシールを引き抜きます。

この時、勢いよく打ち出されますのでウエス等でガードしておくと良いでしょう。

 

これが外したパーツで、セットする時は右側から順番に入れます。

 

次にサスを逆にしてオイルを抜き取りますが、ほぼ完全に抜けるまで

10分ほど放置しておきます。

 

新しく注入するオイル(142cc)を準備します。

 

上下を逆にしてサスペンションオイル142ccを注入します。

 

ガイド、オイルシール、ストッパーリングをセットして挿入します。

油圧プレス機と専用工具が無いので、当て板とハンマーで均等に打ち込みます。

最後にCリングを取り付けて、ブーツを被せます。

 

この後はサスを外すまでの工程を逆の手順で組み付け、

最後にエアーバルブから0〜4kの加圧を行って完了です。

取付の際にボルトのサビ落としと、モリブデングリスを塗布しておきます。

 

それではチャレンジしてみて下さい。