【MTX200Rに電動ファンを取り付け】

既存のウォーターポンプが損傷し、電動ポンプを取り付けている事もあって夏場対策用に

電動ファンを設置してみました。

 

【バージョン1】

  

PC用のケースファン(90mmX90mmX20mm)2個を縦に接合してラジエターに接地する様に

タイラップと針金を使って固定しました。

コア面に触れている為か、エアーの流動をファンの外周が塞いでしまっていた事もあって、水温が

高めでしたが、ファンを廻すと確実に水温が下がっていました。

炎天下の渋滞時でも効果を確認しました。

 

【バージョン2】

  

エアーの流れを確保する目的もあり、90mmタイプより風量が多い12cmx12cmx20mmのケースファン

を取り付ける事にしました。

200Rのラジエター幅が11cmほどなので、このまま取り付ける事は不可能な為、モーター周辺を残して

外周を切断除去した後、アルミプレートでY字状のブラケットを作成して車体に取り付けました。

  

実際にコアとファンの間に1cmほどの空間が生まれ、ファンを廻さなくても水温の上昇率が下がりました

が、やはり渋滞等で上昇した時に廻すと効果がありました。

右の画像は初期型との比較が分かる様にアップしてあります。

 

【バージョン3】

  

某オークションサイトを見ていた時、もしかしたら合うかもと思って落札したファンです。

オークションサイト、ショッピングサイトなどをウォッチしても意外と寸法が記載されている事が無く、

他に2基購入した事がありますが、いづれも寸法が合わず断念していました。

今回ゲットしたファンはCBR150用との事でしたが、これがピッタリ収まる大きさだったんです。

 

200Rの予備ラジエターに素置きした状態の画像ですが、ピッタリである事が分かると思います。

 

  

幅30mm 厚さ2mmのL字型アルミ角材と、家具などの角を補強するプレートを使ってブラケットを

作成したところ、ガッチリ固定出来る様になりました。

着脱は横の2本のボルトだけで可能になっています。

フインとコア間は7mmです。

ブラケットとファンはリベットで固定してあります。

   

実際に車体に取付た状態の画像です。

 

 

画像中央から左側にあるスイッチが電動ファンのON/OFFスイッチです。

サーモスイッチをラジエターに取り付け出来れば自動ON/OFF出来る様になると思われます。