【MTX200R ウオーターポンプの電動化】

MTX200Rのウオーターポンプシャフトが折れてしまい、何度か修理を挑んだが結果的に修理不能になってしまった。

メーカーには部品が無いし、中古エンジンを購入して部品取りにするしかないと思っていた。

何日か経過した時、ふと電動ポンプは無いのか?と思いつく様になった。

取付場所も模索、ホースの取り回しなど様々な事を考えた結果、多種のポンプからKN規格のポンプを選んだのである。

メルセデスベンツの汎用ポンプとそっくりだった事も選んだ理由である。

ショップの人も数年前から使っているが故障した事が無いとのこと。。

 

これが購入したポンプである。

 

  

全長は160mm程度で、モーター部の直径は41mmほどである。

 

取付位置を検討した結果、本来のポンプ上が良いと決断した。

 

  

本来のポンプのホース取り付け部の穴は塞いである。

ポンプの上部に金属パテを盛り付けて、そこへ電動ポンプを押し付けて固定した。

 

  

タイラップで補強固定してからアルミテープで外周を保護。

更にメッシュと耐水ボンドで外周をコーティングしてガッチリと固定する事が出来た。

ポンプとシリンダ間は本来のホースを4cmほどカットして流用する事にした。

 

電源は右がプラスで左がマイナスである。

突起上に出ているのでギボシ等で結線すると良いだろう。

 

  

実際に車体に搭載さいた状態の画像である。

ポンプとラジエター間のホースは、ラジエター側を4mcほどカットしないとチャンバーに接触してしまう。

電源はインシュレータのネジ部にマイナスを取付け、プラスはポジションに接続したのだが、ニュートラルランプが

点灯したままの状態になったので、別の接続方法を検討する必要がある。

 

あと今回の取付方法だと水抜き穴が無いので冷却水の交換時はホース自体を抜く必要がある。

中継コネクタを用意して加工すれば作る事は可能かと。。

 

いづれデジタル水温計と水温スイッチをつけようと思っている。

ポンプの音についてだが、空回りだと非常にうるさいが冷却水が入っていると非常に静かである。