【MTX キャブレターの小技】

キャブレターのOHをしてもオーバーフローでガソリンが流出する時の小技。。

 

フロートチャンバー内には一定のガソリンが蓄えられており、ガソリンが消費されると液面が下がると同時に

フロートも下がって付け根に付いているバルブも一緒に下がります。

バルブが下がる事で隙間が発生し、そこからガソリンが入り込みます。

液面が一定の状態になるとフロートが上がってバルブを押しつけた状態になって、ガソリンの流入を

止める構造になっています。

 

しかしフロートが劣化・変形を起こしたり、バルブが摩耗すると一定の液面より多く流入する様になります。

 

そこで自分が実施している小技を紹介しておきます。

必要な物はガソリンに腐食されない金属の小片(5mmX1cmぐらい)です。

自分は厚さ0.3mmの銅板から切り出しています。

 

 

  

作業は非常に簡単で、金属片を画像の突起部分に巻くだけです。

たったこれだけの事ですが、バルブの開閉量が下がるのでガソリンの流入を減らす事が可能になります。