【MTX50R エンジン腰下の組立】

バラバラに分解したエンジンの組み立て方法です。

 

クランクケースの内側に張り付いているガスケットを綺麗に剥がします。

 

クランクASSYを取り付けます。

 

ミッションの取り付けを行います。

 

シフトドラムを取り付けます。

 

これがシフトチェンジアームです。

 

6R(6速の右)とC(真ん中)を図の様に借り付けします。

 

6L(6速の左)を取り付け、シフトドラムの溝にアームの出っ張りが入る

様に仮付けしておきます。

 

アームにシャフトを通します。

 

ここまで来たら、クランク内はほぼ完了です。

 

新品のクランクケースガスケットをセットして、クランクケース同士を

接合します。

 

丸印内の部分は余分ですので切り取ります。

このときクランク面とガスケット面が同じ高さになる様にします。

 

画像の様に各ギヤーを取り付けますが、右下の水冷ポンプギヤーの付根

にブッシュを取り付けるのを忘れない様に!

 

シフト機構の丸印内にピンを5本差し込みます。

2本だけが飛び出た感じになります。

 

残りのリンケージ部分を組み立てます。

 

アイドルバランサーの切り欠きを合わせます。

 

ドライブギヤーの刻印と切り欠きを合わせます。

 

クラッチアウターを取り付けます。

 

スターターギヤー類の組み立てですが、手前(白いやつ)の切り欠きと

奥側の刻印とが同じ位置に来る様に組み立てます。

 

クラッチの組み立てとスタータユニットの取り付けを行い、カバーを取り付けます。

この時、余分なガスケットは綺麗に剥がして新品のガスケットを使用のこと!

 

この後、ジェネレータ(ステータ)及びフライホィールの取り付けを行えば

腰下の組み立ては完了になります。