【MTX50R フロントタイヤ交換】
前回タイヤを交換してから21ヶ月近くになるが、昨年の秋頃よりヒビが出始め
最近は酷いものだったので交換する事にした。
【用意する工具】
フロント部を浮かせる為のリフトやビールケース、リジットなど。
19mmメガネレンチ
14mmメガネレンチ
タイヤレバー
タイヤレバー補助具
ビードワックス
空気入れ
新品タイヤ
新品チューブ
新品リムバンド
【交換前作業】
フロントタイヤを外さない事には作業出来ませんので、別に掲載している方法で
タイヤを外す作業が必要です。
【作業手順】
おなじみのリジットラックで車体を上げています。
左が交換前のタイヤの状態で画像だと大した事なさそうですが、実際は凄まじいものです。
右が今回交換するタイヤ(TW305)、チューブ、リムバンドです。
全て2.75X21のものです。
左画像の様に空気注入バルブの所に出っ張っているものを押してエアーを抜き、
タイヤ(リム側)を満遍なく踏みつけてビードを剥がします。
画像の様にタイヤレバーを差し込んでビードを引き出しますが、チューブを
引っ掛けて穴を開けてしまうので注意して下さい。(チューブ交換なしの人)
左画像及び右画像の様にタイヤレバーの補助具を使ってビードを引っ張り出します。
片側のビードが全部引き出し終わりましたらチューブを抜き取ります。
反対側のビードも画像の様に外しますが、補助具を使わなくても簡単に外れます。
右画像が分解したものです。
新しいリムバンドを取り付けますが、空気注入口を取り付ける穴を合わせます。
画像にある皿状のワッシャを付け忘れる人が多いので注意して下さい。
リムの片側からタイヤのビードを填め込み、ある程度填まった所でタイヤレバー
を使ってタイヤの片側のビード全体をリムに填め込みます。
左画像の様なビードワックスを右画像で差しているビード全体に塗りり付けます。
片側が終わったら反対側にも塗布しておきます。
このビードワックを塗っておかないと、タイヤとリムの位置調整などが難しくなります。
チューブについている空気注入口のバルブを押して、空気入れを使わずにエアーを
吸い込ませ、タイヤとリムの間に入れます。
タイヤの片側の外周に黄色等でマークがあるので、そのマークがリムの穴の位置に
来る様にタイヤ及びチューブを調整し、チューブの空気注入口をリムに差し込んだ
所でナットを軽くつけておきます。
左画像の様にタイヤをリム半分ほど填め込んでから、右画像の様に立ててタイヤレバー
を使って作業をするとビードが填めやすいです。
シッカリ位置を合わせてから、ナットで固定します。
左が填め込みが終了した画像ですが、右の画像にある様にビードのラインが
リムの外周に沿って均一になる様に調整します。
もしうまく行かなかったとしてもエアーを規定値まで注入し、暫く走行すれば
勝手に均一に填まってきます。
万が一、それでも均一にならない時はエアーを3分の2位に減らして同様に
走行すれば填まるハズです。
ビードラインが綺麗に出たら、エアーを注入して交換作業は完了です。
あとはタイヤの組み付けを行って終了しますが、ついでなのでブレーキ系の
クリーニングもやっておいた方が良いでしょう。
それではチャレンジする方・・・頑張って下さい。