【ポンプのエアー抜き】

MTX50Rのオイルライン関連のエアー抜き方法について記述しておきます。

 

エンジン右後ろ側からポンプを覗くと3本のボルトが見えます。

このうち真ん中の一本を抜くとオイルが出てきますので、出てきたらボルトを締めます。

もしオイルが出て来ない様であれば、タンク内のオイルが空か、ポンプまでのオイル

ラインが詰まっている可能性があります。

 

見えにくいと思いますが、インテークから約1cmほどエアーが混入している状態です。

 

出来れば混合ガソリン(30:1程度)を使ってアイドリング状態にして、画像にあるプーリーを

廻して最大状態を維持します。

ついでですが、アクセルを最大にした時にプーリーの切りかきと手前の突起部分とが一致

する様に調整すると標準のオイル濃度になります。

切りかきが左側にズレる程、オイル濃度が高くなります。

 

 

画像の様にチュブ内が青い状態となり、エアーが混入していなければエアー抜きは完了です。

一応、インテーク入り口付近をつまんでオイルを押し出してエアーを混入させ、エアーがインテーク

内に吸い込まれていけばポンプは正常です。

 

【ポンプの取り外し】

ポンプを取り外す必要がある場合に実施して下さい。

画像の奥にあるのがオイルポンプで、左側の太めのパイプがタンクから来ているラインです。

右下のチューブがインテークへ繋がっています。

ポンプを外す前に太めのパイプを外してチューブの先端にティッシュを詰めて流出を止めて下さい。

 

ボルトは画像にある様に左側のボルトとポンプ下のボルトの2本で固定されています。

左側のボルトは比較的に簡単に外れると思いますが、下側のボルトは固着している

可能性が高いので舐めない様に注意して下さい。

自分は外した際に6角ホールボルトに交換しています。

 

 

それではチャレンジする方・・・頑張って下さい。