【MTX50Rのタイヤ外し】
MTX50Rのタイヤ外しの手順です。
今回は解体だったのでタイヤ交換自体の画像はありませんが、ホィール組み立てを
参考にして頂ければ良いと思います。
【必要なもの】
スパナ 10mm
タイヤレバー
タイヤ治具
リムバンド
チューブ
タイヤ
ビードワックス
【作業】
まず画像にある様な工具を用意します。
上が一時的に固定する治具で、下がタイヤレバーです。
エアー注入バルブを押してエアーを抜きますが、完全には抜けきらないので
両足等でタイヤを踏みつけて可能な限りエアーの抜きます。
エアー注入バルブの固定ナット2個を外します。
リム付近を踏みつけてビードをリムから落とします。
リムとタイヤの間にタイヤレバーを差し込んでテコの原理でビード引き出しますが、
チューブを引っかけない様に注意しましょう!
バコと出てきた所へジグを差し込んでスポークに引っかけ、そこから少しづつ
タイヤレバーでビードを引き出します。
半分ほど引き出せば手で外す事が出来ます。
リムからビードが外れた状態です。
この状態でチューブを引き抜き、更にタイヤレバーでもう片側のビードを引き出します。
分解した状態です。
外見は何とも無くてもリムバンドを外すとこの様にサビが酷い状態となっています。
サンドペーパー等でサビを落として、錆止めを塗布しておきましょう!
リムバンドは新品に交換しましょう!
新品タイヤを取り付ける前にビード部にビードワックスを塗布しておきます。
ビードの縁のどこかにマークがあるので、そのマーク部がエアーバルブの
取り付け部分にくる様にセットし、片側のビードをリムに填め込みます。
チューブのノズル先端がリムに引っかかる程度でナット固定し、タイヤ内に押
し込んで、ほんの少しだけエアーを入れます。
あとはタイヤを完全に填めるだけですが、填め難い時はリムに填った部分を踏
みつけながら作業すると良いでしょう。
注意点としてチューブのエアー注入部がタイヤ内に収まらない事があるので、
注入部付近から填めると良いです。
【おまけ情報】
これはスポークを外した画像ですが、ハブの内側と外側では微妙に先端の角度が違います。
左のスポーク(ほど90度)が外側で、右のスポークが内側です。