【ユーザー車検の体験談3】
今年も早3回目の車検を受ける事になった。
2010年10月27日に車検の予約をしてから、車検に備えての整備を実施した。
整備
事前整備として、整備記録に基づいて点検を実施。
マイクロメータでロータ厚を測定したが、使用限界まで2mm以上残っている事を確認した。
ブレーキ制動状態及びパッド厚をチェックした後、接触面を簡易クリーニング。
チェーンの張り調整やオイル漏れ等をチェック
車体全体の目視点検
ハンドルの両端の幅を車検証に沿って調整。
自賠責保険の更新
お世話になっているYSPにて自賠責を更新。(13410円)
車検当日
朝8時半過ぎに自宅を出て、練馬陸運局近辺にあるテスター屋へ直行して光軸調整をして貰った。
今回は先客が5台(車)が居たので約25分ほど並ぶ事になった。
自分の番になり、調整をおこなって貰ったのだが光量不足とのこと。
バッテリーが弱り気味だったのが要因みたいで、エンジンを吹かしておくと150以上の数値になったのでOKとなった。
約3分ほどの作業だったが、2500円を支払って店を出た。
B棟の窓口で書類を購入(20円)してからA棟で必要書類を作成してユーザー車検専用窓口に書類を提出。
2年分の納税証明書、自賠責保険証、車検証、書類3枚。
B棟に移動して窓口にて重量税と検査代を支払ってから再度A棟の窓口へ。
従量税5000円、検査代1700円である。
必要書類をバインダーに入れて4番レーンには入ったのだが、午前2部の検査開始まで15分ほどあったので
ライトを消してエンジンを始動したまま1400rpmを維持させておいた。
検査開始5分前に一通り確認してみたらオイル滲みがあったのでパーツクリーナーで除去。
検査開始の時間になって検査員が来て車体チェックが行われた。
エンジン号機及び車体番号、ライト点灯状態、ウインカーの動作状態、タイヤの状態、ブレーキランプの点灯状態を
確認した後、最後にメジャーでブレーキレバーの先端同士の長さを測定された。
排気状態のチェックは無いので、4番の左ラインに並んでブレーキテストを受けて合格。
最後にライトの光軸と光量のチェックだが、ライト点灯指示が出るまで3000rpmまで上げておいて、点灯指示が
出てライトを点灯すると共に4500rpm近くまで吹かした。
2灯式なので片方づつチェックされるのだが、約2分ほどで検査が終了した。
結果は合格である。
あとは最終検査印を貰ってA棟で新しい車検証とステッカーを受け取って終わりである。
今回は事前検査受診開始から新しい車検証を受け取るまで8分で終わった。
A棟の窓口での出来事だが、一人前の人が受付の人と何か問答をしていた。
会話を聞いた限りだと、駐禁を切られた時に警察に出頭しないで所有者支払いをしたそうだが、
その時の支払い証明書が無いから受付出来ないとの事だった。
その人は警察に行って処理番号に該当する支払い済み証明書を取って来なければならないみたいで、
早々に陸運局から出て行った。
車検を受けて気づいたのだが、前回まではC棟で納税確認及び自賠責確認を受ける必要があったのだ、
事務処理の簡素化が目的なのか、最初の書類提出時に全てチェックする様になったみたいだ。
建屋内の移動やチェック印を貰って、再度、窓口に並ぶ事を考えると受ける側にすれば助かる。
あと車幅検査が追加になったらしくハンドルの両端にあるブレーキレバーの先端間を測定されたので
これから受ける人はチェックしておいた方が良いでしょう。