【ユーザー車検の体験談5】

 

あっと言う間に2年が経過して車検が近づいて来ました。

CBXをゲットして5回目のユーザー車検です。

継続検査を受けたい日の2週間前にネットで希望日と時間帯を予約しました。

 

整備

点検整備記録簿に基づいて点検を実施。

前後のロータ厚、ディスクパッド厚、タイヤの状況と溝の深さを計測。

バッテリー状態及び保安装置のチェックを実施。

レバー先端間の長さを車検証に記載されている車幅+3cm以内になっているか確認。

エンジン周辺のオイル漏れ・滲みの有無をチェック。

オイル及びオイルフィルター交換

ブレーキオイル量の確認。

プラグ交換

前後タイヤのエアー圧調整

その他においてガタが無いかチェック。

 

自賠責保険の更新

有効期間が車検満了日+1か月になっている必要があるが、継続車検の場合は24ヶ月更新となる。

今回は24ヶ月で13640円だった。

 

車検当日

車検場に入る前に近くのテスター屋で光軸調整と光量計測を行ってもらった。

が、両バルブの光量が足りず車検通過は無理との助言があった。

運よく60Wのバルブがあるとのことだったので1700円*2個を購入して建屋の外でバルブ交換を実施。

CBX750Fはフロントカウルを外し、メーターパネルもフリーにする必要があって15分ほどかかった。

交換後、フロントカウルを外した状態で再検査を実施して貰ったのだが、かなり空吹かししても右が合格

ギリギリとのことだった。

取りあえず検査に入ろうと思い、カウル類を装着して代金を支払ってから車検場へ移動。

 

用紙販売窓口で継続検査用紙(20円)を購入し、見本を確認しながら書類を作成。

書類は黒ボールペン記載指定(2枚)と鉛筆記載指定(1枚)の2通りがある。

部分的に捺印する場所があるが本人の自筆であれば不要である。

ユーザー車検窓口に予約票、現車検証、自賠責保険(新旧)、納税証明書を提出し、書類チェック後に

印紙窓口に行って検査料(1300円)、重量税(5000円)、検査記録料(400円)を支払って印紙を

貼って貰ってから再度受付窓口に行って検査受付完了となる。

受付完了後、1番レーンに行って下さいとの指示があった。

前回までは5番レーンだったのだが。。

 

言われるままに1番レーンに進んでいくと、そこはバイク専用レーン(1台づつの自動検査ライン)だった。

車体検査を受けてから検査ラインに入った。

触媒は無いのでプローブ検査行程はパス。

ライン手前にボタンボックスがあって、検査内容に該当するボタンを押せ!とのこと。

いつからか不明だが速度計の検査が追加になっており、3通りの方式があるらしいがCBXの場合は旧式を

選択して下さいとのことだった。

ライトについては両灯を選択してラインへ進入。

 

ラインにはブレーキテスト、速度計測の場所があり、その横にフットペダルがあって、指示に従ってペダル

を踏むと検査が始まる。

速度計測についてはフロントタイヤを乗せたローラーが徐々に回転を上げ、メーター上で40kmになったら

フットペダルから足を離すだけで検査が完了する。

 

最後にライトの検査となる。

停止位置まで移動すると溝の両側からスライダーが移動してきて車体位置を矯正されるのである。

最初に左ライトの検査が始まり、合格マークが点灯。

次に右ライトの検査が始まったが、”もう一度!”の表示が出て、結果は×だった。

検査記録簿に打刻をしてから専用窓口に書類を提出。

不合格箇所について助言をくれるのである。

NG理由は光量とのことで、合格ラインまで1000カンデラほど足りないとのことだった。

 

元々35W/35Wが標準バルブなのに60W/65Wを入れた為、電力が足りないものと判断。

数キロ離れた2りんかんまで行って、35W/35Wバルブを購入し、車検場にてバルブ交換を実施。

昼休憩時間前に何とか交換が終わって、2度目の検査に挑んだが結果は両灯ともアウト!

NG理由は光量が全く足りない・・・であった。

標準バルブにしても光量が足りないのであれば、どうしようもない。

1回の検査料で3回まで受けることが出来るので、次でダメだったら諦めるつもりでいた。

ダメ元でバルブをい60Wに戻すことにした。

少なくとも左はパスしたからである。

バルブ交換中、リフレクターをティッシュで軽く吹いたら微妙な汚れが付着。

どうやらリフレクターの反射度が落ちた為、光量不足になった様である。

 

パーツクリーナーをティッシュに吹き付け、指が届く範囲でクリーニングを実施。

如何せんガラス仕様のライトで分解出来ないからクリーニングしても限界がある。

バルブ交換後、検査開始時間までエンジンを始動してバッテリー充電をおこなっておいた。

 

検査時間になってレーンに向かっていくと5台のバイクが並んでいた。

皆さん車体としては合格だったのだが、2台がライト検査でNGになっていた。

 

自分の番になり、車体番号の確認を受けて検査ラインに進入。

再検査(ライト)と両灯のボタンを押して検査場所まで移動してダメ元勝負に出た。

エンジンを6500rpmまで吹かした状態を維持しつつ検査開始。

左ライト合格、右ライト合格となって車検通過となった。

 

窓口に行って検査合格印を押印して貰った際、次回は更に難しくなるかも!って助言を頂いた。

普通ならムッとくる場面であるが、何故か納得してしまった自分が居た。

最終窓口で書類を提出し、3分後に新しい車検証とステッカーが発行された。

ステッカーを張り替えて、一休憩してから帰路についた。

所要時間3時間だった。

 


 

今回の出費明細

検査手数料金 重量税(2年) 検査記録料 申請書類一式 自賠責保険料(24ヶ月) ライト調整代 バルブ代 車検総費用
1300円 5000円 400円 20円 13640円 2500円 7870円 28230円

 

今までの検査と異なる点

1台づつの専用検査レーン(自動化)になっていた

検査記録簿の提示を要求されて提出

速度計の検査

ライト検査で光軸・光量の各結果表示が、全体で○か×の表示のみになった。

以上4ヶ所である。