【ゼルビス ハンドルスペーサ】

ライディング・ポジションが前傾仕様なのでハンドルアップ・スペーサーを

取り付けてライディング・ポジションを変更した。

 

 

【事前に用意するもの】

10mmスパナ 1本

14mmスパナ 1本

6角ホールセット 6mm 1本

プラスドライバー 柄が短い方が良い

ハンドルアップ・スペーサー 今回は25mmアップ 17mmバック

スロットルワイヤー 今回は1020mm/1065mm

ワイヤー用のグリス(粘度が高いと冬に動きが重くなる)

 

【作業】

スロットルワイヤーをキャブレター側から外す必要がある。

車体左側から覗くと上下にワイヤーが来ているのが判ります。

上がリターン側で下がスロットルアップ側になります。

まず下のワイヤーの取り付け部の右にあるナットを緩めて、ブラケットの奥側に押して外します。

次にキャブレター側からワイヤーの先端を外します。

この後は同じ手法でリターン側のケーブルを外します。

 

右側スィッチボックスの下側にあるワイヤーを14mmスパナで外し、

続いてビス2本(それぞれ長さが違いますのでご注意を!)を外します。

これでスィッチボックが分解出来ますので注意しながら開けます。

ここまで来たら、スロットルの付け根からケーブルを外します。

 

新しいワイヤーを取り付けます。

スィッチボックスのフロント側がカーブが急なワイヤーで、

リヤー側がカーブが緩いケーブルになります。

取り付けは外した時の逆の手順で行います。

この時、グルスアップを忘れずに!

スィッチボックスの組み付けまで終わったら、ハンドルの付け根手前から

フレームを通してエンジン側にケーブルを通します。

 

キャブレターにケーブルを取り付けます。

ワイヤーの付け根にナットが1つある方が上段、2つある方が下段になります。

取り付けが終わったらグリスアップを行います。

次にアクセルグリップを回して遊び調整を行います。

調整は下段ワイヤーのナットの位置で調整します。

 

【ハンドルアップスペーサーの取り付け】

ハンドルの左右のスィッチボックスに繋がっているケーブルが固定されて

いるバンドを外しておき、ハンドルの付け根にあるボルトキャップ4個を外し、

6角ホールセットでボルトを外します。

ハンドルアップ・スペーサーを取り付け、ビスで固定します。

次にハンドルを取り付けて、付属のトップをある程度固定します。

ハンドルの位置を調整してから完全に固定します。

エンジンをスタートさせてハンドルを左右に動かし、引っかかりがないか確認します。

あとは必要に応じてバンド固定すれば完了です。