【ゼルビス マフラーの着脱】
ゼルビス購入時にエクゾーストなどにサビが多発していたのでレストアしたが
手抜き塗装(完全乾燥させていなかった)だった事もあって、サビが発生。
再度、全塗装することにした。
電動ワイヤブラシで全体のサビを落とし、サビを逆にサビ止め変化させる
薬剤を塗りつけてから、耐熱塗料で塗装する予定である。
【事前に用意するもの】
12mmスパナかメガネレンチ 2本
10mmスパナ、ボックスレンチ、ボックスドライバー
トルクス 40番
エクゾーストガスケット 2個 −> キタコで2個セット800円くらい
マフラーパッキン 1個
(部品番号:18391−KY6−000)
リヤーマフラージョイントパッキン 1個
(部品番号:18392−MJ4−670)
パッキン2個で1410円くらい。
後は油脂系。
【作業】
これはサービスマニュアルの図である。
転載禁止項目である為、いづれ消す事になる画像である。
作業する為、メインスタンドをかけておく。
アンダーカウルは付けてても可能だが、外しておいた方が楽である。
マフラーの取り付けボルトを外すが、12mmのレンチが2本必要。
マフラーのジョイント部はトルクスボルトなので、トルクスレンチ40番で緩める。
ジョイント部を前方へ移動するが、右画像の様な爪が邪魔しているので、やや広げ
気味にしながら移動すると良いでしょう。
ストレージタンク(ブローバイガスのタンク)を外すか、ずらしておきます。
この時、タンク下のチューブ先端にあるプラグを外して、溜まった水を抜いておくと良いでしょう。
−− 結構、くさい水が出ます −−
リヤ側の2本のナットを外します。
次にリア側のフランジを落としておきます。
フロント側の2本のナットを外して、リアと同じくフランジを落としておきます。
エンジン下部の固定ボルトを外します。
リアエクゾーストの接合部のボルトを緩めるか外しちゃいましょう!
チャンバー全体がフリーになるので、フロント側をシリンダーから抜きます。
チャンバーの後方と前方を持って、下に押しながらグリグリ左右に回すと、
接合部が外れます。
外れたらチャンバーを抜いて、リアエクゾーストを抜きます。
外した状態の画像です。
マフラー内には結構な量のカーボンがこびりついているので掃除しちゃいましょう!
組み付けはリヤーエクゾースト、フロント&チャンバー、マフラーの順で組み付ける
だけであるが、大まかに組み立てが終わるまではボルト類を仮止め程度にして
最終的に締め付ける事!。
ボルト類に関してはグリスアップしておいた方が良いかも知れない。
ストレージボックスは最後に取り付ける。
【ジョイント部のマフラーパッキンが無い時の裏技?】
マフラーパッキンが無い場合の応急処置であるが、耐熱のメッシュ入りテープを
リヤーエクゾースト部に巻き付ける方法がある。
取り付け部に段差があるので、上段に5週、下段に3週巻き付けると代用は可能。
前回、この手法を使ったが特に問題は発生しませんでした。