【ゼルビス 冷却水の交換】
ゼルビスの冷却水の交換記録です。
冷却水には赤と緑がありますので、混在しない様に注意して下さい。
なお今回はリザーブタンクの交換は実施していません。
濃度は環境に合わせて調整して下さい。
【作業】
交換作業をする前にアンダーカウルとフロントカウルを外す必要があります。
エンジン左下のボルトを外します。
この時点では滲み出る程度です。
ラジエターのキャップをゆっくり緩めますが、一気に緩めるとドバァ〜と冷却水が出ますので
注意して作業しましょう。
ラジエターキャップを適度に緩めながら排出している画像です。
この作業だと全体の9割程度の排出になります。
残る1割はフロント側のシリンダー内にあるので、中心に写っているボルト
を緩める必要がありますが、空間が狭いので苦労するかも知れません。
排出した後、こんな感じで濡れてしまいますので、水等で荒い流します。
放置しておくと腐食しますので注意して下さい。
ボルトを取り付けてから溢れる寸前まで冷却水を注水し、エンジンを始動します。
この時点ではサーモスタットが閉じている為、冷却水が不足してしまいます。
暖気が終わる頃にはサーモスタットが開き、冷却水の循環が始まります。
画像の様に冷却水が減りますので、不足分を注水します。
減る現象がなくなるまで作業を続けます。
最後にエンジンを停止し、ラジエターキャップを取り付けます。
アンダーカウル、フロントカウルの取り付けを行って完全終了となります。